事業案内

「放課後等デイサービスかなで」では、

発達に心配のある児童に対し、療育の中で主に学習支援に取り組んでいます。
学習(読む・書く・聞く・話す・計算する・推論)につまずきや困難さに対し、どのような学び方が個々の児童に合っているのかを一緒に考え、取り組むことを支援しています。
また、ライフスキル(時間・お金・身辺整理等の生活スキル)を育むこと、コミュニケーションのスキルを身に付けることを目的として療育を行っています。
療育とは「自立」を目的として医療・保育が連携を取りながら支援をすることですが、児童が周りのサポートを受けながらも生きにくさを「生きやすさ」に変えられるよう、また「自立」から「自律」に繋げていける事を目的としています。

学習面でのサポート

お子様本人が見通しをもって学習することができるよう、学習の計画を立てたり、各科目の学習の仕方やお子様に合った学び方を見つけだし、出来ているところはどんどん伸ばした上で苦手なところは一緒に取り組み「苦手だけどやってみようかな…」と少しでも思えるような支援を心がけています。
また、やってみたいけれどどこから手を付けていいかわからない、どんな風に進めたらいいのかわからないというお子様の気持ちに寄り添えるサポートを目指しています。

計算が苦手・・・
文章問題が理解できない・・・
作文が上手く書けない・・・
行動・対人面でのサポート

お友達と関わるのが苦手だったり、言葉で自分の気持ちを相手に伝えることが難しいなど対人面で必要なスキルを小集団の中で育んでいけるよう取り組んでいます。
また、計画的に物事を進めたり、身の回りの持ち物の整理整頓・忘れ物の確認など生きていく上で必要なスキルを身につけていけるよう少しずつ体験を積み重ね、サポートを行っていきたいと考えています。

お友達との距離感や接し方がわからない・・・
自分の気持ちをうまく伝えられない・・・
自分の殻に閉じこもってしまう・・・

コグトレについて

「コグトレ」とは認知機能の強化を目的としたトレーニングです。
(認知機能とは・・・記憶、言語理解、注意、知覚、推論、判断といったいくつかの要素が含まれた知的機能)

五感(匂う、見る、聞く、触れる、味わう)を通して外部環境から情報を得て整理し、それを基に計画を立て実行し、様々な結果を作り出していく過程で必要な能力であり、人がより良く生きていく為に必要な能力です。認知能力は受動・能動を問わず、すべての行動の基盤でもあります。
コグトレを通して社会面(対人スキル)、学習面(基礎学力の土台作り)、身体面(不器用さの改善)の向上を目指します。

[社会面]
感情(段階式)・対人マナー・危険予知・問題解決
[学習面]
覚える・見つける・写す・数える・想像する
[身体面]
自分の身体・物と自分の身体・人の身体と自分の身体

認知機能

記憶 / 言語理解

コグトレについて

注意

コグトレについて

知覚

コグトレについて コグトレについて

推論・判断

コグトレについて

ペアレント・トレーニング
について

ペアレントトレーニングとは、発達障がい児を持つ親のための子どものかかわり方を学びます。
ペアレントトレーニングでは、子どもの好ましい行動《肯定的な注目》を増やし、好ましくない行動を減らすためのテクニックを、保護者が習得します。
そして保護者が「困った子…」「まったくこの子は…」といった親子関係の悩みや困った感に対して、子どもの出来ている事に注目し、親子関係をより良いものにすることを目指します。
また、トレーニングを続ける中で、保護者が抱えていた悩みや不安を軽減させることも、ペアレントトレーニングの重要な効果です。

肯定的な注目とは…
【肯定的な注目の仕方】

子どもの良いところ、出来ているところに注目して褒めるということを学びます。